Haskell はじめの第一歩
Haskellをインストールしたところで、肩慣らしにちょっと使ってみます。
第1章 はじめの第一歩
(p.1)
Windowsでコマンドプロンプトを起動して、「ghci」とコマンドを入力して、HaskellのREPL(対話モード)を開始します。
プロンプトの変更
デフォルトではGHCiのプロンプトが「Prelude> 」になっていますが、本の説明に倣って「ghci> 」に変更してみます。
- テキストエディターで、ユーザーのホームディレクトリーに「.ghci」(ドットジーエイチシーアイ)というファイルを作成します。
- 「.ghci」ファイルの中に「:set prompt "ghci> "」という1行を書き込んで保存します。
GHCiを再起動すると、プロンプトが「ghci> 」に変わりました!
簡単な計算
簡単な四則演算などをやってみます。
ghci> 2 + 15
17ghci> 49 * 100
4900ghci> 1892 - 1472
420ghci> 5 / 2
2.5
おー! これで電卓の代わりにはなりますね…w
ghci> (50 * 100) - 4999
1ghci> 50 * 100 - 4999
1ghci> 50 * (100 - 4999)
-244950
カッコ「()」を使うと、演算子の優先順位が変わります。
真偽値(True、False)と論理演算子も使ってみます。
ghci> True && False
Falseghci> True && True
Trueghci> False || True
Trueghci> not False
Trueghci> not (True && True)
False
という記号です。(他のプログラミング言語と共通ですね?)
比較演算子を使ってみます。
ghci> 5 == 5
Trueghci> 1 == 0
Falseghci> 5 /= 5
Falseghci> 5 /= 4
Trueghci> "hello" == "hello"
True
- 等しい → ==
- 等しくない → /=
「等しくない」の記号はHaskellだと「/=」になってました!
他のプログラミング言語では「!=」が多いと思いますので、これは間違えないように要注意ですね!
整数と浮動小数点数の足し算をやってみます。
ghci> 5 + 4.0
9.0
どちらも数値型ですが、整数型と小数点型を足すと、自動的に型を変換して小数点型に合わせてくれました!
まとめ
Haskell練習の第1歩は、(恒例の「Hello, world!」表示の前に)簡単な計算をしてみよう!
これで「Haskellを使ったことがあります!」と言っても、嘘ではなくなりました★
ヤッターーー!!!(レベル低っwww)
- 作者: Miran Lipovača,田中英行,村主崇行
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2012/05/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 25人 クリック: 580回
- この商品を含むブログ (73件) を見る