圏論の可換図式をLaTeXで描く方法
素朴な疑問として、本やネットの記事にある圏論の図はどうやって描いているのだろう?と思いました。
検索したら、LaTeXで可換図式を書くツールが提供されているみたいです。
世の中には、こういう便利なものがあるんですね!
ywatanabevltmathscilogic.hatenablog.com
- xymatrix
- Xy-pic
- TikZ
- amscd
などのツールがあるそうです。
Xy-pic
TikZ
TikZではプログラミングのように図形と図形との位置関係などを指定してやることで、画像を生成することができます。
わー、LaTeXでこんな図が描けるの!?(スゴイ)
ちょっとTikZを使ってみたくなりましたw
MathJaxでTikZを使う方法
調べてみましたが、ちょっとよく分かりませんでした。
TikZJax
なんか、「tikzjax」というJavaScriptライブラリーを利用する方法が紹介されていました。
<script src="http://tikzjax.com/v1/tikzjax.js"></script>
<script type="text/tikz">
\begin{tikzpicture}
\draw (0,0) circle (1in);
\end{tikzpicture}
</script>
このようなJavaScriptコードを貼り付ければOKみたいですが、はてなブログでは表示させることができませんでした。
原因は、外部から読み込んでいるJSファイルがHTTPで読み込まれており、SSLに対応していないことみたいです。
はてなブログで可換図式を表示するのは諦めて、ローカルで作った画像を貼り付ければOK?
はてなブログにJSコードを貼ってみたら、Chromeだとレンダリングされませんね。
↓ここからTikZ
↑ここまでTikZ
他の環境でTikZを使ってみたいと思います。
MathJaxでXy-picを使う方法
WebページでTikZの図をレンダリングすることはできませんでしたが、Xy-picはどうだろう?と思って調べてみたら、MathJaxでXy-picを使えるようにする「XyJax」という拡張ライブラリーが紹介されていました。
↓ここからXy-pic
$ \begin{xy} \xymatrix { U \ar@/_/[ddr]_y \ar@{.>}[dr]|{\langle x,y \rangle} \ar@/^/[drr]^x \\ & X \times_Z Y \ar[d]^q \ar[r]_p & X \ar[d]_f \\ & Y \ar[r]^g & Z } \end{xy} $
↑ここまでXy-pic
うまくいった人の話もありました。
うまくいかない原因を調べて解決するには時間がかかりそうなので、とりあえずローカルで生成した可換図式の画像をコピペして利用したいと思います。
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